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Su-24 (航空機) : ミニ英和和英辞書
Su-24 (航空機)[すほーい24]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

航空 : [こうくう]
 【名詞】 1. aviation 2. flying 
航空機 : [こうくうき]
 【名詞】 1. aircraft 
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
: [き, はた]
 (n) loom

Su-24 (航空機) : ウィキペディア日本語版
Su-24 (航空機)[すほーい24]

Su-24(スホーイ24、スホイ24;ロシア語スー・ドヴァーッツァチ・チトゥィーリェ)は、ソ連戦術爆撃機として使用されていたYak-28の後継として開発された大型の戦闘爆撃機。現在ロシアウクライナベラルーシなど旧ソ連諸国の主力攻撃機となっている。NATOコードネームフェンサー(英:、フェンシングをする人・剣士の意)。
== 開発 ==
1960年代になるとアメリカ合衆国F-111F-4ファントムIIなどといった戦闘爆撃機を登場させており、ソ連でも先進の器材を採用したこの種の戦闘爆撃機の開発が求められるようになっていた。そこで、Su-7戦闘爆撃機を設計し、同機を可変後退翼にすることでSTOL性能を向上させたSu-17を開発したスホーイ設計局にこの種の航空機の研究が指示された。
スホーイ設計局では通常の固定翼機と可変後退翼機の2つの機体案を検討した。固定翼機案ではまず尾翼付きのデルタ翼でエンジンが双発のS-6の設計案を作成し、この設計案を基に製作された固定翼試作機T6-1が1967年7月2日に初飛行した。T6-1は主翼の内翼部前縁の後退角が60度、主翼の外翼部の後退角がそれよりも浅くなる二重後退角付きのデルタ翼を採用しており、操縦席は並列複座、エンジンの空気取入れ口は胴体両側面に配置され、水平尾翼は全遊動式となっていた。1969年にはRD-36-35リフトエンジン4基を追加したSTOL型の飛行試験が行われたが、ソ連空軍が要求を変更したことにより形態が効率的ではないと判断されたため、量産にはならなかった。一方、可変後退翼機案でも最初は推進用エンジンとリフトエンジンの双方を搭載する計画であったが、機体に可変翼機構を取付けていることから機体重量が重くなり、リフトエンジンを搭載すると航続性能が低下することから、推進用エンジンのみ搭載することにした。リフトエンジン専用だったスペースを爆弾倉に変更し、燃料タンク容量を増加させた可変後退翼試作機T6-2Iが製作され、1970年1月17日に初飛行した。
その後、T6-2Iとは別の可変後退翼試作機T6-3Iが1970年末に初飛行し、1971年6月16日にはさらに別の可変後退翼試作機であるT6-4Iが初飛行している。可変後退翼試作機による飛行試験〔飛行試験では低高度での自動飛行・爆撃時に使用される照準および航法装置・各種兵装の試験が行われおり、T6-2IやT6-3Iの飛行試験でもたらされた安定性・操縦性などの評価を加えて、量産型では多くの改修が行われるとともに製造工程での簡略化が図られた。〕が行われている中での1972年12月には、可変翼を採用した戦闘爆撃機の量産準備が開始されており、量産初号機は試作型T6の通算7号機を意味するT6-7と名付けられ、この機体がSu-24として量産化されることになった。ソ連空軍には1973年に引渡しが開始され、1975年に実戦配備が開始されており、2000年頃に生産を終了している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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